鋼の錬金術師

鋼の二つ名を持つ錬金術師エドワード(エド)と鎧の体の弟アルフォンス(アル)。兄弟は流行り病で亡くなった母親を生き返らせるため、人体錬成という禁忌を侵し、失った肉体を取り戻すため、賢者の石を探して旅をしていた。旅の途中、錬金術師を狙う男・傷の男(スカー)に襲撃されるが、焔の錬金術師の二つ名を持つロイ・マスタング大佐に助けられる。その後エドたちは賢者の石の資料を入手し解読するが、賢者の石の材料が大量の生きた人間であると知って愕然とする。

エルリック兄弟をホムンクルスのラスト、グラトニー、エンヴィーが狙っていた。事件の真相に気付いたヒューズ中佐はエンヴィーに殺害される。マスタング大佐はホムンクルスたちとの戦いを経て、大総統キングブラッドレイがホムンクルスだと気づき、軍そのものが陰謀に巻き込まれていると推測する。エドはシン国の皇子リン・ヤオとエンヴィーと一緒にグラトニーに飲み込まれてしまう。そこで真理の扉とやせ衰えたアルの肉体を見て、体を取り戻せると確信する。
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